糠地の「テール・ド・シエル」(池田岳雄社長)がワイナリーを建設した。以前は東御市の企業に委託醸造していたが、来年から完全自社醸造ワインのリリースが可能になった。
 4㌶の自社農園に隣接したワイナリーはイタリア製のプレス機、木製樽、ステンレスタンクを使用し、年間最大12000リットル、15000本の醸造が可能。
木製樽はフランスブルゴーニュ地方で使用されていたもの。
 5年前に着手した同社の栽培品種はソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、ピノグリ、ピノノワール、カベルネフラン、シラー、サヴァニャンの7品種。
今後は小諸市内のヴィンヤードから委託醸造も受け入れる予定。
 コロナ禍で、これまで主力だったホテルをはじめとする飲食店への販売が激減したため、現在は通信販売に力を入れている。
将来的には「ワイナリーからの景色を見ながら、テイスティングして好みのワインを買ってもらいたい」と池田社長。
 同社はサポーター会員を5万円、10万円、20万円の3タイプに分けて募集している。入会特典として、金額に合ったワインが5年間送られてくる。

住所:小諸市滋野甲4063-5
Tel:41-6671
URL:https://www.terredeciel.jp/
テール・ド・シエル
テール・ド・シエル